イソツツジとガンコウランだけでなく他の花もあります、弟子屈つつじケ原

弟子屈のつつじケ原に行って来ました。
弟子屈町では、イソツツジガンコウランを観光の目玉としているみたいです。
 
つつじケ原朝の散策会を、6/10から朝の5:45出発で行っているのを知り参加
しました。(250円/人)
 
10人近くのボランティアの案内で、約1時間つつじケ原を案内してもらいました。
ガイドの方(木が詳しいとご本人が言っていました)がいろいろ説明をしてくれました。
標高が僅か150m程度のつつじケ原に、高山植物ガンコウランやハイマツが群生している
のが珍しい等。
 
中でも「イソツツジの若葉を揉むと、良い香りがする」話は驚きでした。
参加者全員が、試してみました。
  (下の写真の、イソツツジの右上の葉を、指で揉むと香ります)
古い葉でも、香りはするが若葉ほど良い香りではないとか。
 
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                            2011.06.11  イソツツジ
 
たしかにイソツツジガンコウランも珍しいでしょうが、途中ガイドの方が簡単に触れ、確認もしなかった
花があります。ギンリュウソウです。
私はその場所で足を止めてよく見たら、出だしたばかりのギンリュウソウが落ち葉の下に沢山ありました。
急いで撮ったので、ピンボケです。
写真を撮った場所だけでなく、あたり一面に咲(?)き出していました。
関東周辺でも北海道の他の場所でも、これだけ群生しているのは見たことがありません。
 
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                                                                   2011.06.11  ギンリュウソウ
 
さらに進むと、イオウゴケ(ハナゴケ科ハナゴケ属 )(地元ではハナゴケと言っていました)の大群生がありました。
イオウゴケの群生の大きさといい、これだけ赤い花(胞子らしいのですが、詳しいことは判りません)が咲いているのは
見た事がありません。ハエマツの下一面が、イオウゴケでした。
 
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                       2011.06.11  イオウゴケ
 
ギンリュウソウやイオウゴケも結構珍しい植物と思います。
それがすごく手軽に見る事ができるので、弟子屈町はもっと宣伝してほと思いました。
 
「朝の散策会」、大勢のスタッフの方が説明や案内をしてくれて、内容は非常に良かったです。
最後にヤクルトのサービスがあり、バスで出発地まで送ってくれました。
ただ、朝食前の時間帯なので時間の制約はありますが、写真撮影の時間がまったく無かった
のが残念です。
昼間にもう少し時間をかけて開催して欲しいものです。